陽光を受けてやさしく輝く、手織り&手組みの葛布パラソル
平安貴族も愛したと言われる、上品な光沢感が印象的な葛布。昔ながらの手織りにより、繊細に織り上げられた葛布が、パラソルになりました。織り目が細やかでありながら、薄くて軽いという特性の葛布は、紫外線や熱を通しにくく、通気性が良いため日傘に絶好の素材。葛の繊維そのままの自然の色を楽しめる生成は、夏の陽光を受けてやさしく輝き、時を経るごとに美しい飴色へと変化し、ますます愛着が湧いてきます。
手元には、使うほどに艶が増す桜の天然木を用い、職人が心を込めて組み上げた傘。
和装にも洋装にも合わせやすく、大人の女性の魅力を引き立ててくれます。紫外線が気になる季節、大切な方へのとっておきの贈り物にもおすすめです。
※手元は、保護のためのビニールをつけたままの状態で撮影しております。
気の遠くなるような作業を経て織られる、上品な布
秋の七草にも数えられる葛を使い織られる葛布。大井川周辺の葛の蔓(つる)を刈り取り、煮沸、発酵などの工程を経て、きれいな川の水でていねいに洗って乾燥させ、指先や針で裂く…という気の遠くなるような作業の末、ようやく葛糸が完成。
この葛糸をヨコ糸にして、絹や綿をタテ糸に使って織り上げることで、光を受けた葛糸がやさしく輝く独特な光沢をもつ上品な葛布が生まれます。
color : 生成
Size:長さ約79cm、傘部分の直径約88cm、親骨の長さ約50cm
Material:タテ糸/絹、ヨコ糸/葛(指定外繊維)、中棒/木製、骨/クロムメッキ、手元/桜材
※強風の時には破損するおそれがありますのでご注意ください。
※雨天時のご使用はお避けください。
※夏の車内や直射日光のあたる場所、極度の乾燥状態などでは長時間放置しないでください。
(お取り扱い方法)
※使用後は埃を落としてください。
※汚れが付いたら薄めた中性洗剤を布に含ませ、軽くたたいて汚れを落としてください。
※毛羽立ちは引っ張らず、ていねいにハサミでカットしてください。
Size:長さ約79cm、傘部分の直径約88cm、親骨の長さ約50cm
Material:タテ糸/絹、ヨコ糸/葛(指定外繊維)、中棒/木製、骨/クロムメッキ、手元/桜材
※強風の時には破損するおそれがありますのでご注意ください。
※雨天時のご使用はお避けください。
※夏の車内や直射日光のあたる場所、極度の乾燥状態などでは長時間放置しないでください。
(お取り扱い方法)
※使用後は埃を落としてください。
※汚れが付いたら薄めた中性洗剤を布に含ませ、軽くたたいて汚れを落としてください。
※毛羽立ちは引っ張らず、ていねいにハサミでカットしてください。
商品のつくり手について
独特の光沢と、やさしい色合いが印象的な葛布。SLで知られる大井川鉄道が走り、お茶畑を望む大井川のゆったりと流れるまち、静岡県島田市に、村井龍彦さんと妻の良子さんの工房でつくられる「大井川葛布」をご紹介しましょう。
秋の七草にも数えられる葛は、和菓子や日本料理に用いられる葛粉や、漢方薬の葛根湯などで知られています。天然の葛を使い織られるのが葛布です。毎年、梅雨が終わる頃になると、ご夫婦の糸作りが始まります。大井川周辺の葛の蔓(つる)を刈り取り、煮沸、発酵などの工程を経て、きれいな川の水でていねいに洗って乾燥させ、指先や針で裂く…という気の遠くなるような作業の末、ようやく葛糸が完成。この葛糸をヨコ糸にして、絹や綿をタテ糸に使って織り上げることで、光を受けた葛糸がやさしく輝き、上品な葛布が生まれるのです。
美しい染めも葛布の魅力の1つ。葛糸を天然染料で染め上げ、時間をかけ、丹念に手織りします。1つとして同じもののない葛布の誕生です。季節の移り変わりを思わせる色とりどりの布は、やさしい風合い、何度でも振れたくなる手ざわり…と手仕事ならではの温もりを感じさせてくれます。
また「雅で野趣に富んだ葛布の美しさを知ってほしい」と語る村井さんご夫妻。葛布というと、着物でないと…。と思われるかもしれませんが、古来の美意識を感じる葛布のアイテムは、むしろモダンな雰囲気で、ふだんのファッションでもしっかりと存在感を放ちます。
長く愛着をもって使えることも魅力で、大切な方への贈り物にも最適です。
[N Drive 3号 するがのひかり掲載作家]
秋の七草にも数えられる葛は、和菓子や日本料理に用いられる葛粉や、漢方薬の葛根湯などで知られています。天然の葛を使い織られるのが葛布です。毎年、梅雨が終わる頃になると、ご夫婦の糸作りが始まります。大井川周辺の葛の蔓(つる)を刈り取り、煮沸、発酵などの工程を経て、きれいな川の水でていねいに洗って乾燥させ、指先や針で裂く…という気の遠くなるような作業の末、ようやく葛糸が完成。この葛糸をヨコ糸にして、絹や綿をタテ糸に使って織り上げることで、光を受けた葛糸がやさしく輝き、上品な葛布が生まれるのです。
美しい染めも葛布の魅力の1つ。葛糸を天然染料で染め上げ、時間をかけ、丹念に手織りします。1つとして同じもののない葛布の誕生です。季節の移り変わりを思わせる色とりどりの布は、やさしい風合い、何度でも振れたくなる手ざわり…と手仕事ならではの温もりを感じさせてくれます。
また「雅で野趣に富んだ葛布の美しさを知ってほしい」と語る村井さんご夫妻。葛布というと、着物でないと…。と思われるかもしれませんが、古来の美意識を感じる葛布のアイテムは、むしろモダンな雰囲気で、ふだんのファッションでもしっかりと存在感を放ちます。
長く愛着をもって使えることも魅力で、大切な方への贈り物にも最適です。
[N Drive 3号 するがのひかり掲載作家]