手仕事ならではの風合いを愉しむ、筒描きのミニバッグ


型染めばかりではなく、「筒描き」と呼ばれる手法での染めものも山内武志さんの真骨頂。どこかアフリカや東南アジアを思わせる個性的な色使い、文様に魅せられるファンも多いとあって、なかなか入手できない筒描きの作品が限定で入荷しました。
凸凹したコーデュロイに型染めするためには、熟練の技が求められるとか。工房からも近い、地元掛川市の福田(ふくで)のコーデュロイ、裏地は無地の遠州綿地を使って職人の手により丁寧にしっかりと縫製しています。内ポケットもついていてとても便利です。
B5サイズの薄めの本が入る大きさ。お財布や文庫本、携帯、デジカメを入れてお散歩用にぴったりのバッグです。
伝統文様とモダンデザインの融合
山内さんが生み出す布製品は、伝統的な型染めならではのやさしい肌ざわりや通気性の良さ、色の鮮やかさはそのままに、現代の暮らしにも馴染むモダンなデザインが魅力。
丸や四角を組み合わせた幾何学模様や伝統の和柄をアレンジしたぬくもり感あふれる柄は、つい手に取ってみたくなる愛らしさに満ちています。色とりどりの染め物たちが、暮らしを楽しく彩ってくれます。
■size:W300mm×H240mm(持ち手を省く)
■material:表地コーデュロイ100% 裏地綿100%
※汗や摩擦により色移りする場合があります。
※サイズは目安で、一枚一枚ばらつきがあります。
※手染めのため、画像との色の違いや色ムラがある場合があります。
商品のつくり手について

伝統の型染めで生み出されるモダンな模様のテキスタイル
明治から大正時代にかけて、型染めの産地として知られていた浜松。天竜川を水源とした豊富な清水に恵まれ、山風が吹くこの地は、洗いと乾燥が鍵を握る染め物にとって絶好の場所です。この浜松で型紙づくり、染め、色止め、洗いなど気の遠くなるような作業を要する伝統的な型染めの技法を今も守り続けるのが、浜松に工房を構える染色家の山内武志さんです。
紺屋を営む家に生まれた山内さんは、人間国宝の染色家・故芹沢跽介氏に師事して技の研さんを積むと共に、感性に磨きをかけ、独自の世界観を確立させます。
「すべての工程がおろそかにできないんです」と語る通り、一つひとつの工程に対して、一切の妥協を挟まないそのていねいな手仕事ぶりには、伝統工芸を生み出した先人たちへの敬意と、浜松の染め文化に対する誇りが感じられます。
そんな山内さんが生み出す布製品は、伝統的な型染めならではのやさしい肌ざわりや通気性の良さ、色の鮮やかさはそのままに、現代の暮らしにも馴染むモダンなデザインが魅力。丸や四角を組み合わせた幾何学模様や伝統の和柄をアレンジしたぬくもり感あふれる柄は、つい手に取ってみたくなる愛らしさに満ちています。色とりどりの染め物たちが、暮らしを楽しく彩ってくれます。
[N Drive 創刊号 静岡いろは掲載店]